松居研究室への配属を希望される皆さんへ(2016年10月27日更新)

通学制の皆さん

 本年度は2回の「説明会」を行います.第1回目は2016年11月8日(火),第2回目は2016年11月22日(火)で,それぞれ5時間目に100号館「118教室」で「説明会」開催します.いずれかの回に出席してください.どちらの説明会も同じ内容です.
 また,「研究室訪問期間【10月28日(金)~11月25日(金)】」を設けます.研究室訪問では30分程度の個別面接を行います.研究室訪問を希望する人は,電子メール(matsui-t@waseda.jp)で「必ず」日程調整を行ってください.
 配属を希望する通学制の人は説明会への参加,研究室訪問のいずれかを「必ず」行ってください.
 11月8日(火),11月22日(火)の説明会に出席できなかった方,面談に来られない方も一度電子メール(matsui-t@waseda.jp)にご連絡ください.

通信制の皆さん

 通信制(eスクール)のカリキュラムは通学制のそれとは若干異なります.詳細につきましては(既に公開済みの)「教員紹介資料」をご参照ください.特に,以下の点をご注意ください.

【研究室紹介】
教員紹介ビデオ(オンデマンドシラバス上の映像)をご覧ください.併せて,研究室ホームページ(こちら:アクセスできない場合はこちら),研究室公式Facebook(「早稲田大学 人間科学学術院松居研究室」で検索してください)を参照してください.また研究室訪問も歓迎いたします.
【研究室訪問、説明会、教員への連絡方法、個別相談の手段や日時等】
2016年10月21日(金)~2017年1月10日(火)の期間中に必ず電子メールで松居宛(matsui-t@waseda.jp)へご連絡ください.それをスタートとして,何度か電子メールで志望動機や希望する研究内容等,研究室へのマッチングに関して相談させていただきます.上記期間中の研究室訪問も歓迎いたします.

演習のテーマ・指導方針

 専門ゼミIでは,研究を行うために必要な分析ツール,実験機材の使い方を習得するとともに,書籍,学術論文の輪講を通して研究室のキーワード(「感性」,「暗黙知」,「人工知能」,「Human Agent/Robot Interaction」,「Affective Computing for Leanring(学習者の心的状態の推定)」等)に関する基本的な知識の獲得を目指します.原則として1週間に1回3時間程度のゼミ形式で行います.全てのゼミに出席し,研究室の一員であることの自覚をもっていただくことが大切です.
 専門ゼミIIに入る前にゼミ合宿を行います.ここで卒業研究のテーマのプロポーザルをしていただきます.そのために夏休み中に卒業研究のテーマをいろいろ検討してきていただきます.専門ゼミ02から卒業研究に着手していただきます.テーマは下の項目を参考にして下さい.ゼミも毎週1回3時間程度行いますが,そこでは研究の進捗状況を報告していただきます.それ以外の時間にもオフィスアワーを設けますので,個別の研究Meetingを積極的に計画して下さい.専門ゼミIIの成果として「ミニ卒業論文」を作成していただきます.内容は卒業研究の中間段階での成果報告になります.専門ゼミ02の間に勉強したこと,調査したこと,予備実験の実施と分析,システムのプロトタイプの作成などいろいろ考えられます.分量はA4用紙1枚を2,000文字(松居研究室フォーマット)として,8枚程度です.
 (指定科目・推奨科目とゼミ内容との関係)「人工知能論」,「人間計測・人間情報モデリング」,「人間計測・人間情報モデリング研究法」は本ゼミで研究を進める上での基本的な知識や方法論を習得する上で重要です,また,本ゼミでは「データに基づいた研究」が中心的な方法論になります.したがって,「多変量解析」も関連の深い科目です(指定科目).さらに,「人間の”心”」を研究テーマにしますから,「心理学概論」,「情報学」,「実験心理学研究法」,「社会調査論」,「ヒューマン・コンピュータ・インタラクション」,「言語情報科学」,「メディア論」,「デザイン論」,「脳の人間科学」も関連した科目ですので,受講をお勧めします(推奨科目).
 授業時間外の活動として以下のものを予定しています.(1)集中ゼミ:8月中の連続する3日間(10:00~18:00)であるテーマ(論文購読,小実験など)を設定して集中的にゼミを行います.(2)ゼミ合宿:9月中にゼミ合宿を行う予定です.(1)(2)ともに具体的な日時についてはみなさんと相談して決定します.

卒業研究のテーマ・指導方針

 テーマごとにグループ(メディア,スキルサイエンス,インタラクション,脳科学,計算モデル)に分かれて,グループMeetingを中心に研究を進めていただきます.
 研究方法論,対象領域の設定に強い制約はありませんが,研究室のキーワード(「感性」,「暗黙知」,「人工知能」,「Human Agent/Robot Interaction」,「Affective Computing for Learning(学習者の心的状態の推定)」等)に関係したテーマであることは重要です.
 無理のないテーマを設定して,「とにかく自分の手で最後までやり遂げること!」が重要です.楽しくてワクワクするようなテーマを見つけてください.以下は卒業研究のテーマの例です.(1)人間の「感性」に応じてコンピュータに音楽を編曲させるシステムの開発(音楽情報処理),(2)エージェント(疑似人間)やロボットと人間とのインタラクションに関する研究,(3)何気ない操作(マウスやキーボード)からの人間の心理的な状態の推定方法に関する研究,(4)人間が「飽きる」ことの数理モデルとシミュレーション,(5)人間の感じる「調和感」の生成メカニズムに関する研究,(6)人間の否定的感情生成の脳内情報処理モデルの構築,(7)(うまい)授業,スポーツ,芸術,朗読,デザイン等におけるスキルの表現,共有,伝承に関する研究(スキルサイエンス),(8)学習者の「やる気」や「モチベーション」を維持するためのe-learningシステムや教材開発,(9)人間の生命現象や「心」の記述と計算モデル(オントロジー),(10)コンピュータ上の画像や音楽と人間の感覚(視覚,触覚,嗅覚)との関係についての実験的検討,(11)遺伝的アルゴリズムを用いた株価予測,(12)ニューラルネットワークを用いた人工感性の構築 など.
 指定科目,推奨科目については上記(専門ゼミのテーマ・指導方針)を参考にして下さい.
 授業時間外の活動としては「専門ゼミのテーマ・指導方針」に記した(1)集中ゼミ,(2)ゼミ合宿に加えて,(3)卒業研究中間発表会を開催します.時期的には10月初旬に菊池英明先生の研究室と合同で開催します.特に,(3)は全員必修です.

研究グループと代表的な卒業研究テーマ

感性メディア研究 ニューラルネットワークを用いた多色配色における調和感の生成メカニズムに関する研究
デフォルメを段階付けされた擬人化エージェントに対する印象評価
コミュニケーションメディアとしての視覚情報と触覚情報の最適な組み合わせに関する印象評価
旋律と和音進行の組み合わせに起因する印象変化の分析
スキル・暗黙知研究 運動スキルの習得プロセスの分析とその指導法への運用の研究
クラシックバレエにおける「間」に関する定量的分析
書道の運筆に着目した感情表出手法の抽出
そろばん訓練における熟達かと認知能力の関係に関する考察
知的インターフェース e-learningにおける学習時の潜在的な意識変化の抽出
視線情報を用いた多肢選択問題における学習者の迷いのモデル化
ニューラルネットワークを用いた色彩調和感判定システムの検討
遺伝的アルゴリズムを用いたコード進行の自動生成システムの構築
知能・生命の計算モデル アポトーシスに関するシグナル伝達オントロジーの構築
逐次分析に着目した脳型意思決定システムの構築
ブログ情報を利用した為替の値動き予測とトレーダーの意思決定支援
遺伝・文化共進化説に基づく環境と進化の関係に関する数理モデルの構築