松居研究室への配属を希望される皆さんへ(2013年10月10日更新)

通学制の皆さん

 2013年11月12日(火)の5時間目に100号館「118教室」で「説明会」を開催します.また,「研究室訪問期間【10月22日~11月28日(11月19日~11月23日は除く)】」を設けます.研究室訪問では30分程度の個別面接を行います.日程調整に関しては訪問期間発表後に,電子メール(matsui-t@waseda.jp)でお願いします.配属を希望する通学制の人は説明会への参加,研究室訪問のいずれかを「必ず」行ってください.
 11月12日(火)の説明会に出席できなかった方,面談に来られない方も一度電子メール(matsui-t@waseda.jp)にご連絡ください.

通信制の皆さん

 通信制の皆さんは,「説明会」への参加や「研究室訪問」が困難であることが考えられますので,配属を希望する通信制の人は一度電子メール(matsui-t@waseda.jp)にご連絡ください.

演習のテーマ・指導方針

 本研究室では,演習Ⅱ(標準的には3年生の秋学期)のスタート時点で卒業研究のテーマを決定し,卒業研究に着手していただきます.演習Ⅱの成果として「ミニ卒業論文」を作成していただくのが大きな特徴です.
 演習Ⅰでは,研究を行うために必要な分析ツール,実験機材の使い方を習得するとともに,書籍,学術論文の輪講を通して「感性」や「暗黙知」に関する基本的な知識の獲得を目指します.原則として1週間に1回3時間程度のゼミ形式で行います.全てのゼミに出席し,研究室の一員であることの自覚をもっていただくことが大切です.
 演習Ⅱに入る前にゼミ合宿を行います.ここで卒業研究のテーマのプロポーザルをしていただきます.そのために夏休み中に卒業研究のテーマをいろいろ検討してきていただきます.
 演習Ⅱから卒業研究に着手していただきます.テーマは下の項目を参考にして下さい.ゼミも毎週1回3時間程度行いますが,そこでは研究の進捗状況を報告していただきます.それ以外の時間にもオフィスアワーを設けますので,個別の研究Meetingを積極的に計画して下さい.演習Ⅱの成果として「ミニ卒業論文」を作成していただきます.内容は卒業研究の中間段階での成果報告になります.演習Ⅱの間に勉強したこと,調査したこと,予備実験の実施と分析,システムのプロトタイプの作成などいろいろ考えられます.分量はA4用紙1枚を2,000文字(松居研究室フォーマット)として,8枚程度です.

卒業研究のテーマ・指導方針

 テーマごとにいくつかのグループ(感性メディア,暗黙知,知的インタフェース,感性・生命の計算モデル)に分かれて,グループMeetingを中心に研究を進めていただきます.研究方法論,対象領域の設定に強い制約はありませんが,「感性」や「暗黙知」に関係したテーマであることは重要です.無理のないテーマを設定して,「とにかく自分の手で最後までやり遂げること!」が重要です.楽しくてワクワクするようなテーマを見つけてください.以下は卒業研究のテーマの例です.
 (1)人間の「感性」に応じてコンピュータに音楽を編曲させるシステムの開発(音楽情報処理),(2)エージェント(疑似人間)やロボットと人間とのインタラクションに関する研究,(3)何気ない操作(マウスやキーボード)からの人間の心理的な状態の推定方法に関する研究,(4)人間が「飽きる」ことの数理モデルとシミュレーション,(5)人間の感じる「調和感」の生成メカニズムに関する研究,(6)3D映像と2D映像との印象比較,(7)(うまい)授業,スポーツ,芸術におけるスキルの表現,共有,伝承に関する研究(スキルサイエンス),(8)学習者の「やる気」や「モチベーション」を維持するためのe-learningシステムや教材開発,(9)遺伝と文化の相互作用による人類進化のメカニズムに関する研究,(10)人間の生命現象や「心」の記述と計算モデル(オントロジー)
 「知識」の捉え方,研究方法論,アプローチの方法は様々です.文系・理系という分け方は意味がありません.ユニークな研究テーマを自ら設定してそれを完成させる計画性と実行力に期待します.

研究グループと代表的な卒業研究テーマ

感性メディア研究 ニューラルネットワークを用いた多色配色における調和感の生成メカニズムに関する研究
デフォルメを段階付けされた擬人化エージェントに対する印象評価
コミュニケーションメディアとしての視覚情報と触覚情報の最適な組み合わせに関する印象評価
旋律と和音進行の組み合わせに起因する印象変化の分析
スキル・暗黙知研究 運動スキルの習得プロセスの分析とその指導法への運用の研究
クラシックバレエにおける「間」に関する定量的分析
書道の運筆に着目した感情表出手法の抽出
そろばん訓練における熟達かと認知能力の関係に関する考察
知的インターフェース e-learningにおける学習時の潜在的な意識変化の抽出
視線情報を用いた多肢選択問題における学習者の迷いのモデル化
ニューラルネットワークを用いた色彩調和感判定システムの検討
遺伝的アルゴリズムを用いたコード進行の自動生成システムの構築
知能・生命の計算モデル アポトーシスに関するシグナル伝達オントロジーの構築
逐次分析に着目した脳型意思決定システムの構築
ブログ情報を利用した為替の値動き予測とトレーダーの意思決定支援
遺伝・文化共進化説に基づく環境と進化の関係に関する数理モデルの構築