研究室説明会(1回目:2023年10月24日(火),2回目:11月7日(火)5時間目)について
・配属を希望する人は「説明会と面談の両方への出席」が必要です(順序は問いません).
・第1回:10月24日(火),第2回:11月7日(火)の5時間目(4時間目の「人工知能論」の授業終了後)にオンライン(Zoom利用)で「説明会」を開催します.「人工知能論」の教室(100号館 211教室)で対面で参加していただいても結構です.説明会への参加を希望する人は電子メール(matsui-t@waseda.jp)でその旨を明記して連絡をください.いずれかの回に出席してください,どちらの説明会も同じ内容です.
・「研究室訪問期間(面談期間)【10月19日(木)~11月8日(水)】」を設けます.対面またはオンライン(Zoom利用)で30分程度の個別面接を行います.
研究室訪問(面談)を希望する人は,事前に電子メール(matsui-t@waseda.jp)で「必ず」日程調整を行ってください.
松居研究室へようこそ
早稲田大学 人間科学部・大学院人間科学研究科 知識情報科学研究室(松居辰則研究室)へようこそ.
当研究室は2004年度に発足し,主に人間の知性や感性,学習と教育に関する研究を行っています.[詳細]
当研究室の問いとアプローチ
我々の研究のモチベーションは人間の知性や感性,学習と教育に対する次の問いです.
- 感性とは一体何か?それを測定することは可能なのか?
- 知識はどのようにして獲得されるのか?それをどう促すのか?
- スキル・暗黙知を表現できるか?どのようにして伝えられるか?
- 人間の振舞いをどのように理解するか?予測できるのか?
このような問い対し,
(1)その実態やメカニズムがどうなっているのかを分析的に探る,(2)計算機モデルや計算機シミュレーション,計算機による支援技術を統合的に作り上げるという,2つのアプローチを融合させながら取り組んでいます.また,数理統計手法や人工知能技術等を活用していることも,松居研究室の研究スタイルの特徴のひとつです.
お知らせ
受賞歴(2006年度以降のものを掲載)
- 以下の発表が,2020年度JSiSE学生研究発表会2021年3月8日にて関東支部長賞を受賞しました.
山本悠太, 小島一晃, 松居辰則: e-learning学習者の感情状態の時系列変化と学習継続に関する心理状態の関係モデルの構築, 2020年度JSiSE学生研究発表会2021年3月8日@オンライン, A09 (2021)
- 以下の発表が,2020年度JSiSE学生研究発表会2021年3月8日にて優秀賞を受賞しました.
古澤嘉久, 田和辻可昌, 松居辰則: 生体情報を用いた学習者の心的状態推定モデルにおけるラベリングコスト削減の試み, 2020年度JSiSE学生研究発表会2021年3月8日@オンライン, A06 (2021)
- 以下の発表が,2020年度JSiSE学生研究発表会2021年3月6日にて東海支部長賞を受賞しました.
小柏舞佳, 中村遥佳, 松居辰則: Webユーザビリティ問題がWebサイトのユーザビリティ低下に与える影響度の定量化, 2020年度JSiSE学生研究発表会2021年3月6日@オンライン, A06 (2021)
- 以下の発表が,2020年9月2日-9月4日の第45回教育システム情報学会全国大会にて大会奨励賞を受賞しました.
下田香織,田和辻可昌,松居辰則: 神経活動同期性に基づく道徳的対話における伝達感評価尺度の構築, 第45回教育システム情報学会全国大会2020年9月3日@オンライン, SP-7 (2020)
- 以下の発表が,2019年9月12日-9月14日の第21回日本感性工学会全国大会にて技術研究賞を受賞しました.
Siyuan FANG and Tatsunori MATSUI: An Experimental Study on the Continuous Patterns of the Influence of Color Focality on Short-term Memory Performance of Colors, International Journal of Affective Engineering, Vol.17, No.3, pp.193-204 (2018)
- 以下の発表が,2018年9月4日-9月6日の第43回教育システム情報学会全国大会にて大会奨励賞を受賞しました.
宇野達朗, 田和辻可昌, 松居辰則: 機械学習を用いた生体情報からの学習者の心的状態のリアルタイム推定と学習支援の試み, 第43回教育システム情報学会全国大会2018年9月5日, SP-1 (2018)
- 以下の発表が,2018年3月5日-3月6日の2017年度JSiSE学生研究発表会にて優秀賞を受賞しました.
宇野達郎, 田和辻可昌, 松居辰則:機械学習を用いた生体情報からの学習者の心的状態のリアルタイム推定と学習支援の試み, 2017年度JSiSE学生研究発表会@河口湖3月6日, B05 (2018)
- 以下の発表が,2017年9月11日-13日の第19回日本感性工学会全国大会にて優秀発表賞を受賞しました.
雑賀玲衣, 松居辰則: 日本舞踊の"狂い"動作が鑑賞者に与える心理効果の定量的分析, 第18回日本感性工学会全国大会9月11日,G53 (2016)
- 以下の発表が,2017年8月23日-25日の第42回教育システム情報学会全国大会にて大会奨励賞を受賞しました.
田和辻可昌, 松居辰則: 表情表現の不均一性を起因とした予測誤差検出過程を表現する定性的脳機能モデルの提案, 第42回教育システム情報学会全国大会2017年8月24日, I2-11 (2017)
- 以下の発表が,「2016年度 教育システム情報学会 研究会優秀賞」を受賞しました.
竹花和真, 松居辰則:インタラクションに関する多面的データと学習者の心的状態の関係の分析, 2016年度第1回教育システム情報学会研究会, A1-1 (2016)
(受賞日:2017年8月23日-25日,教育システム情報学会全国大会)
- 以下の発表が,「2016年度 人工知能学会 研究会優秀賞」を受賞しました.
田和辻可昌, 松居辰則:人型エージェントの表情動作に対する否定的情動評価プロセスを表現する定性的脳機能モデルの提案, 第4回汎用人工知能研究会2016年12月15日, SIG-AGI-004-007 (2016)
(受賞日:2017年6月26日 人工知能学会総会)
- 以下の発表が,2017年3月29日-30日の第12回日本感性工学会春季大会にて優秀発表賞を受賞しました.
萩原愛, 田和辻可昌, 村松慶一, 松居辰則:動作の滑らかさに着目した擬人化エージェントの最適な外見と動作に関する実験的検討, 第11回日本感性工学会春季大会2016年3月26日, G3-5 (2016)
- 以下の発表が,2017年2月26日-3月1日の2016年度JSiSE学生研究発表会にて優秀賞を受賞しました.
田和辻可昌, 松居辰則:人型エージェントによる表情表現の不均一性が観察者の心的評価に与える影響, 2016年度JSiSE学生研究発表会@銚子2月28日, A05 (2017)
- 以下の発表が,2016年9月9日-11日の第18回日本感性工学会全国大会にて優秀発表賞を受賞しました.
青木三枝, 村松慶一, 松居辰則:視覚的イメージの伝達コミュニケーションにおける感覚モダリティの関連構造分析によるオノマトペの意味構造の考察, 第17回日本感性工学会大会2015年9月3日,D62 (2015)
- 以下の発表が,2016年9月9日-11日の第18回日本感性工学会全国大会にて優秀発表賞を受賞しました.
村松慶一, 方思源, 田中英一郎, 綿貫啓一, 松居辰則:多色配色に対する潜在的態度と顕在的態度の比較, 第17回日本感性工学会大会2015年9月1日,B25 (2015)
- 以下の発表が,2015年9月6日-7日の The 4th International Conference on Design and Concurrent Engineering(iDECON 2015) にてBest paper awardを受賞しました.
Keiichi MURAMATSU, Koji KIMITA, Takatoshi ISHII, Yutaro NEMOTO, Eiichirou TANAKA, Keiichi WATANUKI, Tatsunori MATSUI, Yoshiki SHIMOMURA:Ontological Descriptions of Receiver States for Sharing Knowledge in Learning Service Design, In Proceedings of the 4th International Conference on Design and Concurrent Engineering (iDECON 2015), 6-7 September 2015, Tokushima. (2015)
- 以下の発表が,2015年9月1日-3日の第17回日本感性工学会全国大会にて優秀発表賞を受賞しました.
内藤彗, 村松慶一, 松居辰則:振動と音声の付与による映像の印象変化に関する構造分析, 第16回日本感性工学会大会2014年9月4日,C12 (2014)
- 以下の発表が,2014年11月14日-16日の第25回教育システム若手の会にて若手の会奨励賞最優秀賞を受賞しました.
田和辻可昌, 松居辰則: 脳機能の定性的記述による不気味の谷形成メカニズムのモデル化, 第25回教育システム若手の会@大阪舞洲 11月15日, 11 (2014)
- 以下の発表が,2014年11月14日-16日の第25回教育システム若手の会にて若手の会奨励賞優秀賞を受賞しました.
竹花和真, 松居辰則: 学習に関わる大規模データを用いた学習者の満足度推定の試み, 第25回教育システム若手の会@大阪舞洲 11月15日, 7 (2014)
- 以下の発表が,2013年3月11日の2012年度JSiSE学生研究発表会にて優秀賞を受賞しました.
田井眞直子, 小島一晃, 松居辰則: 視覚・触覚・嗅覚情報を持つクロスモーダルメディアの印象評価, JSiSE学生研究発表会2013年3月11日, 9 (2013)
- 以下の2件の発表が,2013年2月11日に行われた日本感性工学会「志学の会」×「而立の会」合同開催若手による研究交流会にてベストプレゼン賞を受賞しました.
- 飛田裕太, 小島一晃, 松居辰則: コード進行に着目した人間の音楽聴取における調性感覚の体性化のTonal Pitch Spaceを用いたモデル化, 日本感性工学会「志学の会」×「而立の会」合同開催若手による研究交流会2013年2月11日, 22 (2013)
- 田井眞直子, 小島一晃, 松居辰則: 視覚・触覚・嗅覚情報を持つクロスモーダルメディアの印象評価, 日本感性工学会「志学の会」×「而立の会」合同開催若手による研究交流会2013年2月11日, 28 (2013)
- 以下の発表が,2012年8月30日の日本感性工学会全国大会にて優秀発表賞を受賞しました.
田和辻可昌, 小島一晃, 松居辰則: 擬人化エージェントに対する帰属と印象の相互変化の構造分析, 第13回日本感性工学会大会予稿集, G44 (2011)
- 以下の論文が,2012年8月23日の教育システム情報学会にて論文賞を受賞しました.
小島一晃, 三輪和久, 松居辰則: 産出課題としての作問学習支援のための実験的検討, 教育システム情報学会誌, Vol.27, No,4, pp.302-315 (2010)
- 以下の発表が,2011年3月9日の2011年度JSiSE学生研究発表会にて優秀賞を受賞しました.
田和辻可昌, 小島一晃, 松居辰則: エージェントに対する情報の変化が人間らしさに与える影響, 2011年度JSiSE学生研究発表会, pp.28-29 (2012)
- 以下の発表が,2008年度の電子情報通信学会にてISS学生ポスターセッション優秀ポスター賞を受賞しました.
堀口祐樹, 松居辰則: e-learningにおける学習時の潜在的な意識変化の抽出, 電子情報通信学会大会講演論文集 (2008)
- 以下の発表が,2008年度の教育システム情報学会研究会報告にて優秀賞を受賞しました.
堀口祐樹, 小島一晃, 松居辰則: e-learningにおける学習時の潜在的な意識変化の抽出, 教育システム情報学会研究会報告 (2008)
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